川の再生
娘の夏休みの宿題ネタに
行きたい博物館があるとのことで行って来ました。
自分がお手伝いしているキャンプ場のすぐ近く。
ついでに自分の働くキャンプ場も見に行きたいということで
川遊びがてらそちらにも行きました
川で遊ぶ娘を眺めながらその時にふと思ったのですが
自分の普段の生活に、
意外と川はかかわっているんだなぁ・・と。
行きたい博物館があるとのことで行って来ました。
自分がお手伝いしているキャンプ場のすぐ近く。
ついでに自分の働くキャンプ場も見に行きたいということで
川遊びがてらそちらにも行きました
川で遊ぶ娘を眺めながらその時にふと思ったのですが
自分の普段の生活に、
意外と川はかかわっているんだなぁ・・と。
自宅のすぐ目の前も川です。
雨台風、ゲリラ豪雨等、急な増水で氾濫しないかと
その度にいつもハラハラしています。
最近ごぶさたの私営キャンプ場(笑)を以前2階から撮ったものです
まだ経験しておりませんが、十数年に1度のペースで
この場所が水没するほどの川の氾濫が起きるようようです。
そのことを考慮して、居をかまえる際にかなり土盛し、地盤改良を行い
家の嵩上げを行いました。
水量が増えたときの川はゴォーゴォーとものすごい音をたて
地響きがして、特に夜は怖いです。
過去の例から言ってもすでにその氾濫時期はもう来ているとのこと
子ども達には増水時はぜったい川におりない、近づかないと
しつこいほどに言い聞かせております。
自宅以外に仕事場もすぐ裏は川です。
自宅前の川の支流で普段はさらさらと流れる小川で
沢ガニも住むような小さくきれいな流れですが、ここもひとたび大雨が降ると
すごい流れに急変します。
土石流の危険渓流にもなっております。
そしてもうひとつの仕事場、キャンプ場。
キャンプ場前は広大な荒川。常に早い流れで
川岸にはたくさんキャンプやBBQ、川のレジャーを
楽しむ方が来ております。
今年の夏もこの付近で水難事故で亡くなった方が2名おり、
ライン下りの船やラフトのボートに救助された方も
かなりの数おります。
特に飲酒して川に入っての事故は多いです。
自分もキャンプ場他スタッフと夜に2名ほど
酔って川に入り戻れなくなった方の救助を手伝いました。
腰ほどの深さですが、一人の方は20m程流されたようです
改めて川の怖さを痛感いたしました。
この辺りのキャンプ場、ラフティング、カヤック、ライン下り等の事業者は
定期的に警察、消防と合同で水難救助の訓練が行われております。
埼玉県では今、川まるごと再生プロジェクトというものを展開中で、
川の多い埼玉の川や水辺を再生し、有効に活用していくみたいな事業を
県内各地区で計画、進行しているようです。
川の再生と聞くと水質や水量改善、治水対策と自然環境とのバランスみたいなことを
想像したのですが、もちろん浄化槽、上下水道の整備等の水質に係わる部分の
改善計画も進んでいるようですが、地元の計画は
親水公園作ったり、
遊歩道やトイレ作ったり
というところがメインのようです。
我が家の目の前もその遊歩道計画のエリアに入っているようで
決して大反対、ダメダメ!というわけではありませんが
川の再生と銘打ってはおりますが再生という部分で
はたしてどうなのかな・・・という思いは少なからずあります。
水に親しみ川を身近に感じる親水公園
子供が水遊びするには最適な場所ですが
人が集まるところは必ずゴミも増えます
この川の再生プロジェクト、場所によっては
広大な河原を整備(整地)し、
キャンプ場にした所もあるようですね
SAYAMA OUTSIDE BASE
安比奈の近くかな?
サイトから画像勝手に拝借しました
数十年前までは自宅前の川もきれいな水がゆっくりと
豊富に流れており泳いだり飛び込んだりということが
できたらしいのですが、今ではくるぶしぐらいの水量しかなく
川底はコケや汚れでぬるぬるしております。
ダム建設等の治水工事や崩落防止の護岸、災害対策工事で川岸をコンクリートで固め
どんどんと川の水は減っていったようです。
同時にわんさかいた魚の姿もどこへやらとなってしまいました。
でももし自宅前の川ののり面が崩落の危険があったとしたら
護岸の工事をして欲しいと思うだろうな・・・。
我がままですね
守るも作るも壊すも人間次第
今の季節は特に子どもと川で遊ぶ機会が多く、
子供も川遊びが大好きなようで、もう行こうよ、と言っても
まだ遊びたーいと。
子供だけでなく自分も
河原で大変お世話になっております
大切な場所です
川は今の生活に欠かせない遊びや仕事の
フィールドとなってます。
川の再生・・
いつの時代の川のようにするのか、これからの新しい川という意味での再生か
よくわかりませんが、
ただ、
こういう場所がさらに壊れることなく
次の世代、さらに次へといつまでも残せていければ
それでいいのではと思います。
でもそれこそも実は難しい事なのかもしれませんね・・・。
今日は平日ですが、さすが夏休み
場内けっこうキャンパーさんおりますし
川のほうも賑わっておりました。
楽しそうですねぇ
夏休みはもうすぐ終わりますが
まだしばらく土日祭日はキャンプ場のお仕事も継続いたします
キャンプに行けるのは寒くなって来た頃でしょうかね
それまで少しブログ更新のペースがゆっくりになると思います。
雨台風、ゲリラ豪雨等、急な増水で氾濫しないかと
その度にいつもハラハラしています。
最近ごぶさたの私営キャンプ場(笑)を以前2階から撮ったものです
まだ経験しておりませんが、十数年に1度のペースで
この場所が水没するほどの川の氾濫が起きるようようです。
そのことを考慮して、居をかまえる際にかなり土盛し、地盤改良を行い
家の嵩上げを行いました。
水量が増えたときの川はゴォーゴォーとものすごい音をたて
地響きがして、特に夜は怖いです。
過去の例から言ってもすでにその氾濫時期はもう来ているとのこと
子ども達には増水時はぜったい川におりない、近づかないと
しつこいほどに言い聞かせております。
自宅以外に仕事場もすぐ裏は川です。
自宅前の川の支流で普段はさらさらと流れる小川で
沢ガニも住むような小さくきれいな流れですが、ここもひとたび大雨が降ると
すごい流れに急変します。
土石流の危険渓流にもなっております。
そしてもうひとつの仕事場、キャンプ場。
キャンプ場前は広大な荒川。常に早い流れで
川岸にはたくさんキャンプやBBQ、川のレジャーを
楽しむ方が来ております。
今年の夏もこの付近で水難事故で亡くなった方が2名おり、
ライン下りの船やラフトのボートに救助された方も
かなりの数おります。
特に飲酒して川に入っての事故は多いです。
自分もキャンプ場他スタッフと夜に2名ほど
酔って川に入り戻れなくなった方の救助を手伝いました。
腰ほどの深さですが、一人の方は20m程流されたようです
改めて川の怖さを痛感いたしました。
この辺りのキャンプ場、ラフティング、カヤック、ライン下り等の事業者は
定期的に警察、消防と合同で水難救助の訓練が行われております。
埼玉県では今、川まるごと再生プロジェクトというものを展開中で、
川の多い埼玉の川や水辺を再生し、有効に活用していくみたいな事業を
県内各地区で計画、進行しているようです。
川の再生と聞くと水質や水量改善、治水対策と自然環境とのバランスみたいなことを
想像したのですが、もちろん浄化槽、上下水道の整備等の水質に係わる部分の
改善計画も進んでいるようですが、地元の計画は
親水公園作ったり、
遊歩道やトイレ作ったり
というところがメインのようです。
我が家の目の前もその遊歩道計画のエリアに入っているようで
決して大反対、ダメダメ!というわけではありませんが
川の再生と銘打ってはおりますが再生という部分で
はたしてどうなのかな・・・という思いは少なからずあります。
水に親しみ川を身近に感じる親水公園
子供が水遊びするには最適な場所ですが
人が集まるところは必ずゴミも増えます
この川の再生プロジェクト、場所によっては
広大な河原を整備(整地)し、
キャンプ場にした所もあるようですね
SAYAMA OUTSIDE BASE
安比奈の近くかな?
サイトから画像勝手に拝借しました
数十年前までは自宅前の川もきれいな水がゆっくりと
豊富に流れており泳いだり飛び込んだりということが
できたらしいのですが、今ではくるぶしぐらいの水量しかなく
川底はコケや汚れでぬるぬるしております。
ダム建設等の治水工事や崩落防止の護岸、災害対策工事で川岸をコンクリートで固め
どんどんと川の水は減っていったようです。
同時にわんさかいた魚の姿もどこへやらとなってしまいました。
でももし自宅前の川ののり面が崩落の危険があったとしたら
護岸の工事をして欲しいと思うだろうな・・・。
我がままですね
守るも作るも壊すも人間次第
今の季節は特に子どもと川で遊ぶ機会が多く、
子供も川遊びが大好きなようで、もう行こうよ、と言っても
まだ遊びたーいと。
子供だけでなく自分も
河原で大変お世話になっております
大切な場所です
川は今の生活に欠かせない遊びや仕事の
フィールドとなってます。
川の再生・・
いつの時代の川のようにするのか、これからの新しい川という意味での再生か
よくわかりませんが、
ただ、
こういう場所がさらに壊れることなく
次の世代、さらに次へといつまでも残せていければ
それでいいのではと思います。
でもそれこそも実は難しい事なのかもしれませんね・・・。
今日は平日ですが、さすが夏休み
場内けっこうキャンパーさんおりますし
川のほうも賑わっておりました。
楽しそうですねぇ
夏休みはもうすぐ終わりますが
まだしばらく土日祭日はキャンプ場のお仕事も継続いたします
キャンプに行けるのは寒くなって来た頃でしょうかね
それまで少しブログ更新のペースがゆっくりになると思います。
タグ :川まるごと再生プロジェクト
House!
WISH LIST 2 特殊?なキャンプ場
紅葉前線
電子工作の休日
いしやぁーきぃーいも~♪
長瀞キャンプ村
夏を楽しむ
いなばのタイカレー イエロー編
裏かわせみ?にて
再び河原にて
WISH LIST 2 特殊?なキャンプ場
紅葉前線
電子工作の休日
いしやぁーきぃーいも~♪
長瀞キャンプ村
夏を楽しむ
いなばのタイカレー イエロー編
裏かわせみ?にて
再び河原にて
このブログ記事・動画へのコメント
私が大阪から関東に越してから最初に行ったのが長瀞でのラフティングでした。
当時、大阪の川は完全に死んでいましたが、長瀞は美しい川でした。
沖縄の離島ばかりで泳いでいたので、汚れた海や川で遊ぶのはとても抵抗がありました。
きれいな海だからと誘われて西伊豆へキャンプに行った時も、いまいち楽しくなかったのを覚えています。
人の生活を守るための治水・護岸・ダム等も、公共事業という名の元での大企業の利益や政治家の利権の温床になっていたのも確かでしょう。
今までの日本人は完璧を求めてやりすぎたのだと思います。
壊すのは簡単ですが、元に戻すのはとても困難ですよね。
寿命が70~80年なので、長いスパンで物事を考えられないのですかね?
明治時代以前の自然がそのまま残っていたらと想像したら、ため息がでるような美しい海・山・川の風景が現れました^^
人が生きることじたいが、自然への脅威なのかもしれませんが、地域ごとにバランスを考えて「ほどほど」な方法を考えて欲しいと思います。
長くなってしまいましたねw
最近多摩川に鮎が戻ってきて、皆さんきれいになったと仰いますが、本当にきれい?と私は思ってしまいます。
当時、大阪の川は完全に死んでいましたが、長瀞は美しい川でした。
沖縄の離島ばかりで泳いでいたので、汚れた海や川で遊ぶのはとても抵抗がありました。
きれいな海だからと誘われて西伊豆へキャンプに行った時も、いまいち楽しくなかったのを覚えています。
人の生活を守るための治水・護岸・ダム等も、公共事業という名の元での大企業の利益や政治家の利権の温床になっていたのも確かでしょう。
今までの日本人は完璧を求めてやりすぎたのだと思います。
壊すのは簡単ですが、元に戻すのはとても困難ですよね。
寿命が70~80年なので、長いスパンで物事を考えられないのですかね?
明治時代以前の自然がそのまま残っていたらと想像したら、ため息がでるような美しい海・山・川の風景が現れました^^
人が生きることじたいが、自然への脅威なのかもしれませんが、地域ごとにバランスを考えて「ほどほど」な方法を考えて欲しいと思います。
長くなってしまいましたねw
最近多摩川に鮎が戻ってきて、皆さんきれいになったと仰いますが、本当にきれい?と私は思ってしまいます。
skydogさん
こんにちは
確かにここにこんな工事必要?と
思うものは多々ありますねー
目の前の川のはるか昔の姿を想像し
その頃の様な川に再生する・・という意味でもないようですし
そのつもりもなさそうですが、利益や利権がらみであったとしても
とにかく現状よりひどくしないでーという感じです
結局は人間ひとりひとりの自然環境に対する意識が大切
なんでしょうね。
dogさんが時々行かれてる尾白川でしたっけ?
あそこも一度この目でぜひ見てみたいきれいな川です^^
こんにちは
確かにここにこんな工事必要?と
思うものは多々ありますねー
目の前の川のはるか昔の姿を想像し
その頃の様な川に再生する・・という意味でもないようですし
そのつもりもなさそうですが、利益や利権がらみであったとしても
とにかく現状よりひどくしないでーという感じです
結局は人間ひとりひとりの自然環境に対する意識が大切
なんでしょうね。
dogさんが時々行かれてる尾白川でしたっけ?
あそこも一度この目でぜひ見てみたいきれいな川です^^
こんばんは
ブログを拝見していて、思うことがあります。
ガソリンやガスでの明るく、重宝する照明。
さほど明るくはなくても、その揺らぐ小さな炎が人を引きつけて止まない灯り。
自然と川への想いを蝋燭の灯のように吐露されているなぁ、とそう思いました。
その想い、受け継がれていけば良いですね。(笑)
ブログを拝見していて、思うことがあります。
ガソリンやガスでの明るく、重宝する照明。
さほど明るくはなくても、その揺らぐ小さな炎が人を引きつけて止まない灯り。
自然と川への想いを蝋燭の灯のように吐露されているなぁ、とそう思いました。
その想い、受け継がれていけば良いですね。(笑)
armysealsさん
こんばんは
何年か何十年かのちに自分でこのブログを読み返してみた時
何を思うでしょうかね
そして暮らしがどう変わっているでしょうか・・・
今でさえ、過去記事時々読み返してみると、ありゃりゃ、
こんなことやってたんだ、とか、こんなこと考えてたんだ・・などと自分自身ながら驚きと発見があります(笑)
こんばんは
何年か何十年かのちに自分でこのブログを読み返してみた時
何を思うでしょうかね
そして暮らしがどう変わっているでしょうか・・・
今でさえ、過去記事時々読み返してみると、ありゃりゃ、
こんなことやってたんだ、とか、こんなこと考えてたんだ・・などと自分自身ながら驚きと発見があります(笑)