中国メーカー格安テントのNature Hike





ポールがグロメットホール貫通したりと問題もありましたが、


持っているテントの中では通気性はNo1です。

この広さとこの通気性で軽量コンパクト






細かな作りはチャチな感じは否めませんが

実は結構気に入っております。







しかし防水性に不安があり、しばらく常設テントとして庭に張ったままに

して、雨の降った時などにその防水、撥水性を観察してみました。






その上、張ったままの常設にしておくと、

子供の基地にもなったりと遊べたり、






夜はこの中で一人パソコン持ち込んでブログ徘徊しながら

ちびちび飲んだりして雰囲気を楽しんだりと

一石二鳥とは言えないまでも意外と楽しめます。






でもあまり長いこと張っておくと地面の芝が弱るのし、テント本体も紫外線などで

くたびれてくるのでそろそろ撤収することにしました。






シトシトと連続１２時間以上近く降り続いた雨で中にまで雨水は浸水しませんでしたが、

フライの内側が指で触るとびっしょり濡れました。


強い雨や長い時間の雨などでは若干テント内に水がしみて

たれてくる可能性があります。

撥水コートを塗布したほうがいいかなぁ。





インナーのグランドシート部分はさらに怪しいです。

PUコーティングしてあるようですが別途グランドシートは必要かと思います。

自分は小川キャンパルのマルチシート２２０cm×１３０cmを使用

サイズばっちりでした。

張っていた期間中（約１０日ぐらいかな）雨が2日ほどありましたが

テント内部への浸水はありませんでした。ただし、

インナーのグランドシート部分は小川のシートのおかげか全く問題ありませんが

そのシートの途切れたところで濡れた部分は触るとなんとなくしっとりしています。






激しい雷雨などの雨量の多いときは下からも染み込んできそうな雰囲気です。


そんな環境での使用が予想されるなら撥水コートをフライ、インナーグランド部分に

事前に塗布しておけば少しは違うのではないかと思います。


とりあえず、インナーにポタポタ漏ったり、グランド側もびちゃびちゃになるといった

こともありませんでしたので良しとします。



前回、ポールがグロメットを貫通した部分は





ワッシャーのM6を差し込んで






貫通をこのようにブロックできました。が、


実はこのNature Hikeをオクに出品している中国の方も

このブログを見て頂いたようで、初期不良ということで交換してくれると

言っていただいたのですが、また中国に送ったり、送料振り込んでもらったり

と手間もかかるので今回はこれでもいいですと断りました。

なので現在出ているものはたぶん大丈夫かとは思われますが、

一度落札前に念のため確認されたほうがいいかもしれません。

初期不良に関してはちゃんと対応してくれるようです。


結局、最終的には貫通するでかいグロメットを自分で交換しました





左が純正のサイズで右は交換したものです。

これで





貫通はなくなりました。





その他の不安な部分はというと






＊吊り下げフック根元の縫製部分





特に補強がされていないので生地もメッシュだしかなり不安





＊インナートップの吊り下げ部分の紐






これも上記同様、根元の縫製部分も紐そのものも弱そうですね。





＊ポール





スペック通りの材質なのかは疑問

それにこのテントサイズでは細い気がします。

曲がりぐせが付いて、ジョイント部がはまらない、または抜けなくなりそう





大した部分ではないのですが、これはイケナイなと思う箇所が


インナーの小物収納のメッシュポケット






この位置でインナーメッシュに直接、外側一枚同じメッシュ地だけで縫い付けてある。

重い物入れたら破けそう・・・。





といった不安な部分やこれはちょっと・・というところもありますが

総合的にはきちんとメンテすれば、まあまあ使えるテントではないかと思います。






値段も安く、軽くて両側扉で通気性もいいので暑い夏の季節

どこか再度、遠征キャンプなど行けたら候補の１つに入ります。





この感想は私個人の主観によるものですので、このテントの品質を

保証したものではありません。個体差がある可能性も十二分にあります。

ご了承ください。