ソロキャンプする場合のキャンプ場で自分が求める

安い、近い、すいている、良い環境（雰囲気）






そしてもちろん一人で利用可

でもそんなキャンプ場は

近辺にはそんなに多くはないです。

そんな中、上記の理想にとても近い線いってるかなと、

以前から気になっていた場所があったのですが

どうせ行くならそこのベストなシーズンと天気にしよう、と

ずーっと考えていたら、うまくマッチするタイミングを逃し

行きそびれておりました。






もうひとつは利用申請が必要ということもあり

役場が管理しているので平日のみの対応だったりということもあり、

気になってモヤモヤしたまま時が流れてしまいました


でも最近、この場所の事が記されたキャンプ場口コミサイトや

行かれた方の記事をチラホラ見かけるようになり、

どうせ行くならベストな時期に行って感動したいと思っていましたが、

すでにベストシーズンはある程度ファミリーやグループで混雑する事がわかり、

もうあきらめて、天気も時期も気にせず今期の営業が終了する前に

とりあえず行ってみようと急遽、決行いたしました。






榛東村創造の森キャンプ場







群馬県榛東村が管理するキャンプ場です。


利用申請書を役場でもらい、記入して身分証明のコピーと一緒に申請、

後日許可証が送られてきて、その許可証を当日管理人さんに提示する・・・







うわ、めんどくさいと思いますがすべてＦＡＸで対応してくれます

行く日の２日前にＦＡＸで（会社の^^ゞ）申請してその日に（２時間後ぐらい）

利用許可のハンコ押した書類がＦＡＸで（会社の^^ゞ）送られてきました。

平日にわざわざ榛東村役場に出向かなくても大丈夫です。

まぁ、それでもめんどくさいっちゃあめんどくさいですが・・・。







後で思いましたが申請もメール添付対応できたのかな？・・

会社で同じコソコソでもそっちのほうがまだ楽ですね（笑）






利用料は村内居住者１日２００円、村外１日４００円、

１日計算なので１泊の場合、つごう２日ということで倍の金額になります

利用料の代金支払いは後日、振替用紙が送られてきますので

それでお支払いということです。


やっぱり少し手間ですね・・

でもこんなロケーションを安く利用させてもらえるのだから

そんなことに文句は言えません。







当日の人数変更やキャンセルがあるかもしれないので

管理人さんが当日確認して後日の支払いとなります、と

役場のおねえさんが電話で説明してくれましたが、

利用日後、なんと利用内容に変更はなかったかという確認の電話が

役場のおねえさんからかかってきました

わざわざ後日、電話で確認するんですねぇ、管理する方も大変だな・・。






キャンプ場は山の中腹、開けた場所が野芝の広い草地になっていて

そこで幕を設営できます。

以前は１日１組限定という情報を目にしましたが

実際はどうだったのでしょうね・・こんなに広い所・・。






前橋市が一望できるロケーション


何故か眺望を邪魔するように子供専用自転車コースができて、

そのコースを避けて比較的見通しの良い位置に設営しました。












広い敷地にポッツーンです。

土曜日だし、何組かは来るだろうと考えていましたが・・・

結局、ずーっとひとり・・・完ソロでした

やはり時期や日によっては運がいいとまだまだ穴場といえる所ですな








さて、設営は駐車場に車を停めて道具を運ばなくてはなりませんが

専用リヤカーがありますので平地だしそんなに大変という事はありません。







以前は設営時のみ車の乗り入れ可のようでしたが

地面が痛み（芝が剥げデコボコ凹凸ができちゃう）そこに雨の水が溜まり

ドロドロで広い割に雨が降ると場所を選ばなくてはならない状況になったようで

今では一切の車の乗り入れはできないようです。


今期の営業終了後（１０月末）、土壌の改良工事が始まるそうで

水はけ等、このあたりの問題を解決するそうです


今回は優雅に？広い前室のでかい幕持ってきました。






設営後、食べ物から飲み物まで何にも持ってきていないので

現地スーパーへ買い出しへ、山を下ったところにあるＡコープへ行きました。

今回は食事もすべて出来合いの惣菜やら

温めるだけとかのお手軽手抜きキャンプとしました。

キャンプ場に戻る道沿いにワイナリーがあり、せっかくなのでこちらでワインを調達






一生懸命おばちゃんがあれこれと説明してくれました






そのままキャンプ場を通り過ぎて、さらに少し山道を登った所に

キャンプ場よりももっと眺めのいい場所があるよ、と

管理人さんが教えてくれたので、ちょっと行ってみます。







２，３台車を停められるスペースがあり、そこから街が一望できます。

キャンプ場からは木々が邪魔で見えない自衛隊の基演習場もよく見えます。







目立つ高いビルは群馬県庁ですね







ここは地元で人気の夜景スポットのようです。

さらに上に上がる階段があり、神社があるのかな？





ちょっと鬱蒼としていて自分は行きませんでしたが、さらなる眺めがあるのでしょうかね




さて、キャンプ場に戻りいよいよお楽しみの時間







ひとりでかんぱーい♪

まったり過ごします。











開けた眺望、草の匂い、風の音、鳥のさえずり、・・・











あーっ、最高だなぁ・・







ビールで喉を鳴らし、一気に空になる。

スーパーで買ってきた惣菜等をつまみながら

さっそくワイナリーで勧められた巨峰のワインを開けます







基本、甘口ですが程良い酸味とかすかな苦味

やばいよ、やばいよ、これｺﾞｸｺﾞｸ飲んじゃいそう(^^ゞ

こういうのは悪酔いするので控え目にいきましょ







気持ちよく飲んでいると


と、突然、

パパパパパパパン！




ヒーッ！

な、なんだ？・・・

こんな気持ちのいいのどかな空気に響き渡る音は・・

なんと・・

銃声です・・・。それも連発・・猟銃ではない・・・。


そう、自衛隊の演習場が下にあるので時折訓練の銃声が響き渡ります。

それも実弾を使った演習場らしい

なんともこの風景に似つかわしくない物騒な音ではありますが致し方ありません・・






そういえば、スーパー行く時も

たくさんの自衛隊のトラックとすれ違ったなぁ・・


ふと、

山に響く銃声を聞きながら

先日も国会等でもめておりましたが・・・

酔った頭で少し考えてしまいました。










うん、飲んだくれてないで

お初の場所だし、まったりもいいけど少し探検もしよう、と

重い腰を上げてちょいと付近を徘徊しましょかね






キャンプ場の後ろは山ですが、そこに遊歩道が整備されているようで

軽いトレッキングが楽しめるようです。

キャンプ場周辺だけ軽く歩いてみました。






あちこちに道の分岐があり、いろんな方向へと行けるようですが

なんか迷子になりそうだったのでそんなに奥まではいきませんでしたが

木々の間から見える眺望と、爽やかな秋の風に吹かれて

とても気持ちよかったです。







このキャンプ場裏の山の木は桜です。

春になったら山一面に桜の花が開花してきれいでしょうね







本当はその時期に花見キャンプで来たかったなぁ・・・







花見の時期もそうですが、先日のシルバーウィークでは

来場者数が多い日は１日に約４０張り以上、百数十人のキャンパーさんが

押し寄せたとのことです。






もう場所名を伏せる必要もないくらいの

人気のキャンプ場になった、というわけですね





散策途中に番号の書かれた看板がポツポツ立っておりましたが

どうやら以前はここが本来のキャンプ設営サイトだったようです

今では草が生い茂り、少し荒れていました。






場内施設は管理棟の他

かまどと炊事場





トイレ







どちらもきれいに管理されていました






正面には




子供専用の自転車コース





何かの大会なども時々開催されるのかな？




そして車で５，６分の所にしんとう温泉ふれあい館という

立派な温泉施設があります。榛東村役場のすぐ近くです。


スーパーのＡコープ他、セブンイレブンやデイリーヤマザキ、セーブオン等の

コンビニもそう遠くない所にありました。なかなか便利ですね。


薪も持ってこなかったのでどこかに無いかと管理人さんに聞くと





のこぎり渡され好きなだけどうぞと

前に山の木を剪定で伐採したやつが管理棟裏にあり

親切に一輪車まで持ってきてくれました。

全部桜のようです。雨でびっしょり湿ってますが中は問題ないでしょう



さて、ここのキャンプ場、なんとまだまだ奥に施設があります

場内を突っ切る細い林道を下って行くと





こんな派手な色した看板が見えてきます。

その先に





また芝地のサイトらしきものがあり、その奥に






大きく立派な東屋があります。

ここはＢＢＱ棟とでもいうのでしょうか

日帰りでＢＢＱするための施設のようです。





カマド、炊事場、

備え付けの大きなテーブルとイス





裏側にもちょっとしたシンクとトイレ入り口





外に長椅子っぽい丸太のベンチもあり





ここからの眺めも中々のもんですな






無断で使っちゃう輩もいるようで・・・

実際管理人さんが帰った後、

夜にたぶんカップルが夜景を見に？入れ替わりに何組か来ていたようです。

その他、現在では立ち入り禁止になっている施設もあります。



一通り、キャンプ場内外を徘徊してサイトに戻り飲みなおし





辺りは時折、山を登っていく車が通るだけ

散発的に響く発砲音以外は静かです。






あとの楽しみは夜景だな

夜に備えて焚き火やランタンの準備をして

後はイスにどっしり腰を落として

チビリチビリと飲みながら






ゆっくりと暮れて行く眼下の街を眺めて過ごしました。




＜夜景まったり編に続く＞