生まれ育った故郷の風景は

今でもかわらずに残っていますか？








ソロキャンプでのまったりタイム








炎を見つめながらぼんやり思う

この間、ひさしぶりに訪れた故郷の風景。

幼少期を過ごした街

行くたびに目まぐるしく変わっていく風景

きれいに区画整備された新たな道があちこちにできて

迷ってしまった。

頭の中の地図を更新しなければならない








子供の頃、この場所で兄と一緒に凧揚げをした

駅の裏手の草っぱらの広い空き地だった

野生のイタチを生まれて初めて見たのもこの場所だった


地平線が見渡せそうな程の広い畑や田んぼがあったこの場所も








巨大なショッピングモールを建設中。

イナゴの大群に遭遇し、

つかまえたイナゴを友達のおかあさんが佃煮にしてくれた

そんな思い出のある場所。








このショッピングモールの中にモンベルやロゴスの直営店もできるらしい

それはちょっとうれしけど

あの頃、まさかここが数十年後にこんな姿になろうとは

想像すらできなかった・・・。



今時期の今日のような天気のいい日は

この街の多くの場所から遥か遠くの富士山がよく見えていた

そうしてついたらしい地名にあの頃の面影はない




昭和の高度経済成長のシンボルのような団地群に

わんさか子供たちが暮らしていた

そんな団地も建て替えられ、こぎれいにすっかり様変わりし

子供たちにかわって老人だらけの団地になってしまった


偶然にも当時の知人の方が取り壊される前の

こんな動画をＵＰしていた







同じような気持ちなのかもしれない



動画に残された風景に懐かしくもあり、

すでに消えてしまった風景に寂しくもある。








焚き火の炎の向こうに

団地の公園でいつも一緒に遊んでいた幼馴染達の顔が

今でもはっきりと思い浮かぶ。








この同じ空の下、

皆、元気で暮らしているだろうか









焚き火に薪をくべながら

ひとり河原のソロキャンプで

そんな事を考えていた。