忘れられゆくキャンプ場

なつなつ(natunatusolo)

2012年05月27日 00:05

既に閉鎖された廃キャンプ場





そこには人々の気配はもうない

ただ、じっと朽ち果てていくのを待っているだけだ。

もしここが今でも営業しているキャンプ場ならば

たぶん我が家からは直線距離で一番近いキャンプ場だったに違いない。





閉鎖されてそんなには長い年月は経っておらず、






山の斜面に立つバンガローも



朽ち果ててきてはいるが、まだ使えそうな雰囲気だ。


とある山の山頂付近にあったこの公営キャンプ場、





見晴らしがよく、北関東の平野が一望できる場所にあり、

ハイキングコースや車道が場内を横切っていたりしており、キャンプ場の敷地が

どこからどこまでなのかがよくわからない。

閉鎖された現在でも特に立ち入りを禁止しているような雰囲気はなく

時折、トレッキングの人やツーリングの方々が休憩したりキャンプを楽しんでいる。


以前はスポーツ少年団や






林間学校などの行事で、多くの子供たちや家族連れで






賑わったであろうキャンプ場からは






人の気配はもうない。






噂によると地方自治の財政難と利用者の減少に追い打ちをかけるように




水道水を汲み上げるポンプが故障

閉鎖を余儀なくされた・・ということです。





薪を売っていた小屋の中にはまだしこたま薪が入っている。

また、ポンプが直り水が通ればいつでも直ぐに再開できそうな感じ。

でも、まだ昨年まであったキャンプ場のへの案内看板が

すべて取り外されたいた。



歩いてすぐの山頂へ行ってみる





三角点もあり、木々が伸びて少し遮っているけどなかなかの見晴らし

ちょっと画像はとんじゃってわからないけど街の建物までよく見える。



こんなものが・・。





これは今でも健在なんだろうか。



少し下ったところにハイキングコースの休憩用の東屋があり、

その周辺が明るく広い




ちょっとお邪魔いたします






鳥のさえずりと爽やかに吹き抜ける風の音を聞かせていただきます。


なんちゃってー










この辺はキャンプ場跡も含めて木々があり林間ですが、









すぐ近くは高原の風景が広がっております。






なにげに地面に目を凝らすと・・・





ん?この模様・・・UFO着陸跡?・・ではなく・・

石を敷いたファイヤーサークル?・・・

そうか、ここでキャンプファイヤーをできるようになっていたんだ・・。

と、いうことはここもキャンプ場だったのかな?

草に覆われて少しわかりづらかったけど、以前はここで多くのキャンパーが

キャンプファイヤーを楽しんでいたのだろう・・・。






人に踏まれなくなった草花は上へと伸びて

今度来るとき、この石模様は見つけることができるだろうか。







いや、今度来るとしたら冬の天気がいい日に



星を見にきてみるか。



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