今回はいつもの飲んだくれの

ダラダラソロキャンプと違い






ワイルドなキャンプ場で少しだけワイルドに

ブッシュクラフトっぽく遊んできました。


でも結局最後は飲んだくれたけど・・・(^^ゞ

一ノ瀬高原キャンプ場








ワイルド感ある広大なサイトが選び放題ですが

ほとんどが駐車場所から道具をかついで

勾配のある森の中を歩いたり崖を下りたりとしなければなりません。






でも手つかずの自然そのままのサイトは気分を盛り上げてくれます

トイレも手つかずな感じ・・・・ワイルド感たっぷりです。





サイト選びに悩みますが

新緑の鮮やかな緑と澄んだ水が流れる沢


そんな一角に陣取り設営。





いつしか思い描いた憧れのソロキャンプスタイルを

すこーしだけ実践してみたいと思います。








おおてつさん愛用のパップテント





重いですがコットンぽい生地とその雰囲気は

焚火に似合うワイルド感ある軍用シェルターですね


東日本応援キャンプでご一緒した時、実物見て速攻、逝ってしまいました～






いつもならチャチャッと設営したら腰を落として

早々にビールプシュッ、ですが今回は違います！


幕を張ったら焚火用の薪の確保と

コッヘル等を吊り下げて焚火でお湯沸かしたりするポットハンガーを

拾った枝で作ります。


何だかんだと忙しいぞぉ


で、






完成。


さらっと簡単に言ってますが材料探したり、不器用さで

合計一時間はかかってるかな

そして仕上がりは・・ひどいもんです(^^ゞ

まぁ、でも何とか使えそうなのでＯＫとしましょう






朝まで雨がシトシト降っていたので場内の落ちてる枝は

皆湿っているのと、さらに量も思いのほか集まらず・・・。

細い枝ばかりで、手頃な太さの枝はすでに近くの先人の

グループの方がＧＥＴして居た模様

やもえず薪は足りそうもないので車に積んでいたのを持ってきました。

この辺、ワイルドさというかハングリーさがありませんがお許しを＾＾・・。







さて、それでは焚火に点火しますが、着火もファイヤースチールでやってみます

チマチマと麻紐ほぐして





以前、いただいたコットン生地を炭化させたチャークロスをティンダーに使い

麻紐からどんどん火を大きくしようと思います。






薪を縛ってあった縄もほぐして使えそう





ちょっぴり緊張の一瞬、





麻紐から燃え上がった小さな炎をすばやく縄と薪に移して・・

無事、着火できました。

この辺りはたぶん後日ＵＰする動画をよろしければ見てみてください。


このチャークロス、簡単に作れるとのことで今回実際にこの焚火で

後程作ってみたいと企んでます。


設営終わり、ちょっと工作してようやく焚火への着火も成功し

ようやくお昼ご飯。





さっぱりとうどんを茹でてつるっといきますか








クッカー小さいので２つに分けて湯沸かし





では、いきますかー

ようやくプシュッと♪





うどんは沢の水で冷やして





いただきます＾＾

こんな簡単で単純なもんですが・・うまいなー♪





時折陽が射してきました

天気は回復してきてるのかな


食後に場内を探索





広くてすべては見て回れませんでした

こんなところに！・・というサイトがたくさんありましたがまだまだあるようで

一ノ瀬高原キャンプ場、奥が深いですね





自分のサイトに戻り、

先ほど着火した時に使ったチャークロスを作ってみました。





まずは空き缶、お茶っぱの缶や蓋があり、火にかけて燃えない缶なら

そんなに種類を選ばず、自分は子供のお菓子の入っていた缶を使います。


蓋に小さな穴をあけて中に綿の端切れ等を入れます。





大事なのは綿１００％ということで、自分はサラシを切っていれました。

綿１００％でないとうまくできないとの事です。

そしてあとは焚火の火に入れてしばし待つだけ。





すると開けた穴から煙が出てきて、さらに





炎が噴き出てきました。

だ、大丈夫なのか？


そのまま放置で炎も消えて煙も出なくなったら火から出して





穴を棒で塞いで酸欠にしてそのまま冷めるまで放置して完成。

完成したやつ動画撮るので忙しく画像がなかったので

動画からのキャプチャで





このようにまっ黒の炭のようになります。

さっそく出来を見るためファイヤースチールで点火してみましょう





アマゾンで買った激安のファイヤースチールですがちゃんと火花でますね

で、点火すると





ジワジワと赤火がゆっくりと燃えていきます

この時にほぐした麻紐などの燃えやすいものでくるみ

フッと息をふきかけるとボッと炎が生まれます

ブッシュクラフターの方達の着火での方法のひとつとしてポピュラーな

ようですが、こういう知恵とワザは災害時などにも役立ちそうですね。





さて、ばたばたと忙しく動いておりましたが

ここから一息ついてゆっくり焚火を楽しみましょう。





できの悪いポットハンガーですが、

使いやすくて雰囲気もあり、なかなかいいじゃん♪

自己満足ですが・・・＾＾





グラグラ揺れても意外と落ちない

一応、高さは三段階調節できるように作りました








陽が時折射しこむとセミが一斉に合唱し出します

ジワジワ鳴く山のセミですね





どうやらそろそろ関東も梅雨入りしそう

これからはしばらく雨のキャンプということも多くなるかな

そしてまた暑い夏の季節か・・。

たぶん、まったく行かない訳でもないけど、自分にとって夏は

キャンプのシーズンオフ、かも。






ぼちぼち晩ご飯の準備でもするかな


卵を少しだけ使いたかったけどバラ売りの卵がなかったので

一番少ないパック入りのを・・・・。

今回は卵ばっか食ってた気がする・・。






まずは卵茹でてあとで煮ものに一緒に入れます





これだけではありません

まだあと３個あります

なんか持って帰るのも割れやすいし、

食材残して帰るのは好かないので無理して

明日の朝ごはんにも使うかな


塩ふっておつまみにも






あ、

あと、即席で箸も木けずって作りました。





ガッタガタだけど・・(^^ゞ




山奥だからＡＭラジオぐらいしか入らないかなぁ・・と思って





聞き取りずらいＡＭの放送きいていましたが何気にＦＭして入る局探してみたら

なんとＪ－ＷＡＶＥがガンガンに入るじゃん

自宅よりよく入ってる感じ。

たぶん近くに中継用の送信アンテナがあるのかもしれないですね

携帯も大丈夫でした。







さて、ちいさな光量のないランタンしか持ってきてないし

暗くなる前にチャッチャッと作っちゃおう





じゃがいもとコンビーフの炒めたやつとか





厚揚げとちくわ、たまごを昼のうどんのあまったつゆで煮てみたりと

そんなもの作りながら徐々に陽が落ちてまいりました。





ゆっくりとボソボソつまみながらラジオに耳を傾け

ちびちび飲んで時折薪をつつき過ごす夜

標高もあり、だいぶ寒いだろうと覚悟しておりましたが

予想に反してそんなに寒くはありませんでした。





ここはいつものように飲んだくれて

やがて酔いと、昼間体動かしていた疲れからか

程良い睡魔が訪れてそのまま就寝となりました。







翌朝、

やたら甲高い野鳥の鳴き声で起こされました





この幕は遮光性がほとんどないので中は真っ暗で外の明るさがわかりません

目が覚めてもまだ夜なのに鳥うるさいなぁ、などと思いましたが

いつのまにやらお日様が昇ってたんだね


まだチロチロしていたちいさな熾き火に縄のほぐしたのや小枝を入れて

焚火が再度復活





少し曇っていますがラジオから聞こえる天気予報では

今日はいい天気になるようです。


沢のちべたい水で顔を洗い

お湯を沸かしコーヒーをゆっくり飲んで

朝食の準備





つまみで食べていたミックスナッツを細かく砕いて





バターを火にかけて溶かします

そこへ




小麦粉や塩、ベーキングパウダーなどの粉を入れ

昨日の残りの卵を１個投入して





少しずつ水をたしながらコネコネ

水少しいれすぎちゃったな・・。


少しこれを棒にくっつけて





残りはスキレットで焼きました。





バノックといういわゆるパンというかスコーンみたいなものですが

残りの卵いれちゃったしホットケーキっぽくにもなっちゃった





棒にくっつけたのは焚火の遠火でじっくり焼いてみました。





さらに残り最後の卵を目玉焼きー

卵地獄・・。





ボソボソした感じではありますがナッツもいれてなかなかうまかった♪


さて、のーんびり朝のコーヒーと焚火を満喫したのち

ゆっくり撤収のかたずけを始めます。


おや？



ヘッデンのベルトにセミさんがいつのまに

羽化したばかり？いつのまにこんなところに・・・。





撤収完了。

最後に焚火の処理をして帰路へとつきました





色々と忙しい部分もありましたが

なかなかいつもと違うキャンプを楽しめて

いい経験になりました＾＾






ワイルドな一ノ瀬キャンプ場、

またいつの日か訪れたいと思います＾＾